引渡し前に売主さんがクリーニングを入れてくれない東京都心・城南・城西エリアの不動産売買専門サイト｜リノベmansion×仲介手数料無料

お兄様の売買契約書には「現況有姿にて引渡し」または「現況有姿取引」などの文言が入っているかと思います。売主様の肩を持つ訳ではございませんがある意味「契約書通り」の引渡しが行われた、ということだと思います。
 
「決まりはございません」「契約書で定めた通り」と書きましたが、売買契約書にて「引渡し前にクリーニング業者にて清掃をしてから引き渡す」「鍵は交換して引き渡す」など定めることもできますが、実は弊社でも「引渡し前にクリーニング業者にて清掃をしてから引き渡す」「鍵は交換して引き渡す」などを契約書にて定めることは原則論として行っておりません。その理由は…「引渡し前にクリーニング業者にて清掃をしてから引き渡す」についてはクリーニングの程度問題まで定めることができないから、「鍵は交換して引き渡す」については買主様がご自身で交換した方が間違いない（絶対に他に鍵が存在しなし）からです。そのような理由で弊社でも原則論としましては売買契約時における「現況有姿」取引としておりますし、買主様へも契約時に必ずその旨をご説明しております。
 
売主さん、不動産会社さんに不信感を持っている、とのことですが

□不動産会社さんは「現況有姿取引」と説明するだけでなく、クリーニングや鍵の件をお兄様へ説明をしていた方が良かった

□売主様も引っ越し後にちょっとは清掃していただいた方が良かった

と思います。
 
ただ…売主様は引渡し前にお引越しされたものと推測しますが、引っ越しの時って当日までは「多少掃除をして綺麗にして出ていこう！」って思っているのですが、いざ引っ越し屋さんがくると掃除道具だけ別にしておいたり、掃除している時間を引っ越し屋さんに待っていただいたりって難しいと思います。そうすると引っ越し後に戻ってきて清掃ということになるのですが…「まぁいいか」ってなりがちです。ですので、契約書の定めではなくとも不動産会社さんの方で引っ越し後の姿を確認のうえ軽く掃除をするなど売主様と買主様のギャップを埋める作業はした方が良かったのだと思います。弊社では必ずそのようにしております。
 
長い文書になり申し訳ございません。ご質問への回答となっておりますでしょうか。●●様に弊社を通してマイホームを取得していただく際にも原則論としては上記の対応になろうかと思いますが宜しくお願い申しあげます。