不動産仲介の仕組み

 

不動産用語でよく「仲介」との言葉が使われますが、一般の方々にはあまり馴染みの無い言葉です。
でも、この言葉の意味をしっかりとご理解いただくことが、不動産会社に不動産の売却や購入の「仲介」を依頼したときに支払う、手数料を安くするポイントです。
はじめに、一般の品物の販売とはまったく違う「仲介」の仕組みについて、イラストを使ってご説明いたします。

一般の品物の流れ

一般の品物の流れ

不動産を買うのも同じように、不動産会社が物件価格に仲介手数料を上乗せしているだけのように思われがちですが、実際は違います。

「不動産仲介市場」のイメージ

「不動産仲介市場」のイメージ

このように不動産流通機構を中心とした独自の「不動産仲介市場」が成り立っています。
つまり、不動産流通機構により集められている物件情報は、すべての不動産会社が取り扱うことができます。

新聞の折り込みチラシやインターネットで公開されている物件、また、オープンハウスをおこなっている物件なども含め、すべての仲介物件は、不動産流通機構に登録されている物件情報を使っているだけで、販売活動をおこなっている不動産会社のオリジナルではありません。
つまり、どこの不動産会社でも取り扱える、不動産流通機構に登録されている物件情報なのです。